Cast


アントニオ・アルバネーゼ
ルーカ・サルタ役
Antonio Albanese


1964年、イタリア・ロンバルディア州オルジナーテ生まれ。ミラノの舞台でそのキャリアをスタート、90年代初めにはTVの人気コメディアンとして広く知られるようになった。映画出演作は『笑う男』(98/未/イタリア映画祭2001)、『二度目の結婚』(05/未/イタリア映画上映会)、『モニカ・ベルッチの恋愛マニュアル』(07/未/DVD)、『日々と雲行き』(07/未/イタリア映画祭2008)、『ハートの問題』(09/未/イタリア映画祭2010)など。2000年には『聖アントニオと盗人たち』(00/未/イタリア映画祭2001)の演技により、ベネチア国際映画祭で主演男優賞を受賞した。


ファビオ・アルミリアート
ジャンカルロ役
Fabio Armiliato


1956年、イタリア・ジェノヴァ生まれ。現在の音楽界で最も有名なテノール歌手のひとり。ヴェルディ、プッチーニ、そしてヴェリズモ・オペラの諸役をレパートリーに持ち、世界的に高い評価を得ている。本作で映画デビューを果たす。故郷のニコロ・パガニーニ音楽院で学び、初舞台は1984年、ヴェルディの「シモン・ボッカネグラ」のガブリエーレ・アドルノ役。レッチェで開催されるティート・スキーパ・コンクールで優勝後、国際的にキャリアを広げ、世界各地の名だたるオペラハウスに出演するようになる。メトロポリタン歌劇場(ニューヨーク)では「イル・トロヴァトーレ」でデビューし、後に「アイーダ」、「蝶々夫人」でも出演した。そのほか、ミラノ・スカラ座やパリ・オペラ座、サンフランシスコ歌劇場にも出演。「蝶々夫人」は、スカラ座のほか、トッレ・デル・ラーゴでのプッチーニ・オペラ・フェスティバルや東京の新国立劇場でも演じている。2011年には東京オペラシティコンサートホールで、妻であり同じくソプラノ歌手として世に知られた、ダニエラ・デッシィとともに「西部の娘」「フィガロの結婚」「トスカ」などの曲目でデュオ・リサイタルも行った。


アレッサンドラ・マストロナルディ
ミリー役
Alessandra Mastronardi


1986年、イタリア・ナポリ生まれ。幼い頃にローマへ移住する。1999年、TVシリーズ「Un prete tra noi」(99) に出演して、俳優としてのキャリアをスタートさせると、同年『Il Manoscritto di van hecken』(99/未)で映画デビューを飾る。それ以降、TVを中心に活躍し、3,000万ドルの製作費をかけた、タイタニック号建造当時の政治、経済、社会的背景を描いたTVシリーズ「Titanic: Blood and Steel」(12)の主要キャストも務めた。そのほかの映画出演作品に『心の中の獣』(05/未/イタリア映画祭2006)、アレック・ボールドウィンと共演した『AmeriQua』(13)、ジョヴァンニ・ヴェロネージ監督の『L’ultima ruota del carro』(13)などがある。


オルネラ・ムーティ
ピア・フザーリ役
Ornella Muti


1955年、ローマ生まれ。ティーンエイジャーの頃からモデルとして活躍し、『シシリアの恋人』(70)で映画デビュー。以来、イタリア映画界での活躍にとどまらず英語圏の映画ではシルヴェスター・スタローン共演の『オスカー』(91)、『モンテカルロ殺人事件』(92)などに出演。1988年には『Codice privato』(88/未)でベネチア国際映画祭パシネッティ賞主演女優賞を受賞。そのほかの出演作品に『人生は素晴らしい』(80)、『スワンの恋』(84)、フランチェスコ・ロージ監督の『予告された殺人の記録』(87)、『ウィンター・テイル』(89)、『レ・ブロンゼ 再会と友情に乾杯!』(06/未/DVD)、『Cartoline da Roma』(08/未)などがある。


フラヴィオ・パレンティ
ミケランジェロ役
Flavio Parenti


1979年、パリ生まれ。フランスとイタリア両国で教育を受けたバイリンガル。舞台やTVで俳優兼演出家として活躍する。舞台デビューは、共同演出も務めたベルトルト・ブレヒトの「肝っ玉おっ母とその子供たち」。『Parlami d’amore』(08/未)で映画デビューを果たす。TV映画ではリリアーナ・カヴァーニ監督の『Einstein』(08/未)で、アインシュタインの息子を演じた。その後、ルカ・グァダニーノ監督の『ミラノ、愛に生きる』(09)でティルダ・スウィントンと共演している。また、『Sogno farfalle quantiche』(11/未)で長編映画監督としてデビューを飾り、ロサンゼルスのDIY映画祭で最優秀作品賞に選ばれた。


アリソン・ピル
ヘイリー役
Alison Pill


1985年、カナダ・トロント生まれ。ウディ・アレン作品ではゼルダ・フィッツジェラルドを演じた『ミッドナイト・イン・パリ』(11)に続いての出演となる。舞台では、ブロードウェイの「奇跡の人」の主役を演じ、オフ・ブロードウェイのニール・ラビュートの「キレイじゃなきゃいけないワケ」などに出演。2006年の「ウィー・トーマス」でトニー賞にノミネートされる。映画出演は『エイプリルの七面鳥』(03)、『DEAR WENDY ディア・ウェンディ』(05)、『ミルク』(08)、『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』(10)など。最新出演作はポン・ジュノ監督、ソン・ガンホ共演の『Snowpiercer』(13)。


リッカルド・スカマルチョ
ホテル強盗役
Riccardo Scamarcio


1979年、イタリア・アンドリア生まれ。TVシリーズ「Compagni di scuola」(01)で俳優デビュー。映画デビューは高評価を博した『輝ける青春』(03)で、その後『Tre metri sopra il cielo』(04/未)でブレークし、特に若者から支持を集める。そのほかの出演作品に、『野良犬たちの掟』(05/未/DVD)、『モニカ・ベルッチの恋愛マニュアル』(07/未/DVD)、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の助演男優賞にノミネートされたダニエレ・ルケッティ監督『マイ・ブラザー』(08/未/東京国際映画祭2007)、コスタ・ガヴラス監督の『西のエデン』(09/未/フランス映画祭2009)、『あしたのパスタはアルデンテ』(10)、ロバート・デ・ニーロ、モニカ・ベルッチも出演した『昼下がり、ローマの恋』(11)があり、今後もダコタ・ファニング共演の『Effie』(13)、ポール・ハギス監督『The Third Person』(13)など、多くの出演作が控えている。


アレッサンドロ・ティベリ
アントニオ役
Alessandro Tiberi


1977年、ローマ生まれ。海外のTV番組や映画のイタリア語版吹替えの声優として長いキャリアを持つ。映画に初めて出演したのはベルリン国際映画祭の最優秀監督賞受賞作『Ultra』(91/未)。そのほかのアレッサンドラ・マストロナルディ共演の『Cose che si dicono al buio』(04/未)に出演、マッシモ・ヴェニエ監督の『Generazione mille euro』(09/未)では主演を務め、同作はイタリア映画記者組合が選出する映画賞、ナストロ・ダルジェント賞のベスト・コメディにノミネートされた。最新作はファウスト・ブリッツィ監督の『Pazze di me』(13)である。